オンライン研修の効果を高める「テキスト」│オンライン研修コラム

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オンライン研修の効果を高める「テキスト」
2021/08/31 更新
働き方改革、新型コロナウイルスの影響でオンライン化が進んだ社員研修。研修効果の不安や、設備環境が整っていないなど、実施できていないケースも少なくありません。本コラムでは、オンライン研修の悩みの解決策や注意点をわかりやすくご紹介します。

オンライン研修の効果を高める「テキスト」

オンライン研修を自社で実施している、もしくは実施しようと検討されている企業様が非常に増えてきましたが、
「講師が一方的にテキストの説明をするだけになっている」
「オンラインなのでどうしても心理的な距離があり、積極的に参加してもらえない」
「そもそも表情や仕草が読み取りづらいので理解しているのかどうか分からない」
など、ご相談を受けることが多いです。

オンライン研修では、一方的にならないように工夫(>コラム「オンライン研修の効果を高める双方向性」)するとともに、理解しやすい、相手への思いやりのある、オンライン研修に適したテキストが必要です。
本コラムでは、オンライン研修の効果を高める「テキスト」作成のポイントを7つご紹介します。

1.表紙

原則シンプルなものがよい。
分かり易いタイトルをつけ、名前、日付など最低限の情報を記載する。 など

2.レイアウト

受講者の視線の流れを考慮する。
整列、分割、画像サイズ、余白を意識する。 など

3.メッセージ

不要な語句は削除する。
箇条書きや数字を使い、受講者が理解しやすいように工夫する。 など

4.カラー

一つの資料に使う色は四色程度にする。
例)背景:白、テキスト:黒、メインカラー:青、注目箇所:赤 など

5.フォント

フォントの特徴を理解し、研修内容に合ったものを使う。
例)ゴシック体:視認性が高く、現代的、力強いといった印象を与える。 など

6.グラフ

グラフの特徴を理解し、受講者が理解しやすいように工夫する。
例)縦棒グラフ:時系列でデータの大小を比較。売上金額の推移などに使う。 など。

7.図解

図解の特徴を理解し、受講者が理解しやすいように工夫する。
例)フローチャート:物事の流れの説明、樹形図:物事の論理構成を説明 など

上記のポイント以外にも、パワーポイントでテキストを作成するのなら、アニメーションを設定(過剰なアニメーションはNG)し、受講者の理解度を向上させ、飽きさせないようにするなどの工夫、
対面とは異なりオンライン研修では講師と受講者の間に心理的な距離を生むケースもありますので、講師の自己紹介シートを差し込み、積極的な自己開示を行うなどあります。

オンライン研修を自社で実施する際の参考になれば幸いです。

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